こんにちは!
トライアスロンをしています。
ウチダゲンタです。
JOCインテグリティ研修で東京の味の素ナショナルトレーニングセンターに行ってきました。
10:00~18:00の長い研修でしたが、沢山のトップアスリートやオリンピアンの方と話し合いながら、自分の想いを確かめたり、刺激を貰えたり、今後の人生を過ごして行くために、自分を守る手段も学べました。
早速、この記事では研修で一番印象に残った『川澄奈穂美さんの講話について』紹介します。
皆さんご存じだと思いますが、川澄奈穂美さんはワールドカップで優勝しロンドンオリンピックでは、銀メダルを獲得した、なでしこジャパンの選手です。
平常心を保つコツ
凄くおもしろかった話が、平常心についてでした。
川澄選手はオリンピックという舞台でも、平常心のままプレーできていたそうです。
凄すぎます。
平常心を保つコツを3つにまとめました。
想像を膨らます
一つ目に平常心を保つコツは想像を膨らますことです。
どういうことかと言うと、全てにおいて想像を膨らませることで、想像の範囲内に収めるということです。
例えば、オリンピックの舞台で戦うことを、普段から意識しながらトレーニングをする。毎日の練習がオリンピックと同じ。
他には、川澄選手も人間なので、気持ちや調子のアップダウンがあります。しかし、これも想像の範囲内だそうです。
想像を膨らますと聞くと、イメージトレーニングで良いことばかりを想像してしまいます。しかし、そうではなくて、悪いことにも想像を膨らませます。そうすることで、調子が良かった時も悪かった時も想定内の範囲で冷静に対応し平常心を保つことができます。
日々の延長線上にオリンピックがある
2つ目の平常心を保つコツは、日々の延長線上にオリンピックがあるということです。
普通であれば、オリンピックや大切な大会が近づくにつれて心の中に変化があると思います。ありタイミングでスイッチが入ると考えます。
しかし、川澄選手は、オリンピックや大切な大会が近づいても特に変化しないそうです。常にスイッチは入っている状態で、フラットの位置がとても高いの感じました。
ぼくの場合であれば、大学を休学したりオリンピックに近づくにつれて色々なものを犠牲にしながら進んできました。これが普通だと思っていましたが、その分の反動も大きく平常心を保つことができません。
日々の積み重ねの延長線上に、オリンピックがあったりワールドカップを置くことで平常心を保つことができます。
自分の軸を持つ
3つ目の平常心を保つコツは自分の軸を持つということです。
競技力が上がれば、上がるほど、周りから色んなアドバイスを頂けるようになります。
惑わされることも増えて平常心を保つことが難しくなります。
川澄選手は、「自分がどうなりたいのか」という軸を2つ置いています。例えば「サッカーが好き。」「サッカーが上手になりたい。」と2つの軸。
軸を持つことでコーチやトレーナーなど限定しなくても、日常の中で自分に引っかかるものがあれば、1度咀嚼してみて、ダメなら次を試すなど惑わされることなく柔軟に対応することが出来ます。
自分の軸を持つことで平常心が保てます。
まとめ
平常心を保つコツ
- 想像を膨らます。
- 日々の延長線上にオリンピックがある。
- 自分の軸を持つ
川澄選手は、自分のことを理解して自分の軸を持っている印象がありました。
世界で戦いたい自分と、世界で戦っている川澄選手を比較すると全然違うなと痛感しました。
このような講和を聞けることが、本当に貴重な経験で特別であります。自分の立場も貴重で、これを重みと感じるのではなく、責任を持って今後も活動していきます。